仮面ライダー鎧武28話感想 さようなら呉島主任 これも全部葛葉紘汰って奴の仕業なんだ
「皆、聞いてくれ…オーバーロードという知性を持つインベスが発見されたんだ…!」
(ハァ、もう、そんなのとっくに知ってるし…)
(アーア、知らなかったのは、アンタだけだよォ…)
「どうした、リョウマ? 喜ぶだろう?こういう話」
「ん?そんなことないよーぉ?僕は科学者だからねー自分の目でねー云々ー」
(今さら何言っちゃってんの、この人、プークスクス)
「そうか…冷静なんだな…」
もう、いたたまれない!!!!
一生懸命なんだよォー、呉島主任はー!
皆に周回遅れで知った情報だけども、一生懸命レポートつくるんだよォー!
なんか、『生徒はみんなもうとっくに学習塾でやってしまって(そんなの知ってるし)って顔してる勉強を、それでも一生懸命教える学校の先生』みたいな、なんともいえない悲しさを、呉島主任に感じずにはいられませんでした。
しかも、
仲間はずれがエスカレートして肉体的イジメに発展してさ、
信頼してた弟は影で見てるだけでさ、
「光実ぇーー!逃げろぉぉぉぉぉぉぉーーー!!」つって、
どんだけー!?
どんだけいい人なの、タカトラ兄さん。
黙って影から見てるミッチにさ、ナズェミテルンディス !!って、普通はなるじゃん!?
オンドゥルルラギッタンディスカー!!って、大体はなるじゃん!?
で、
うわーーって。
もう、社会の縮図を見てるようで、ライダーとかじゃなくても悲しくなりますよ。
でも、ホラ、特撮においての『崖落ち・水落ち』はね、『「やった…か…?」=やってない』と同じくらいの高確率で、生存フラグだからね、兄さんもまた、何かしらの方法で復活するね。やさぐれて地獄兄貴になってるかもしれないけども。
だけど、シドの裏切りは想像してませんでした。
なんか、小物感がハンパないなシドさん。そろそろ退場なのかな。
ミッチも、今回の兄さんの件が、改心できる最後のポイントだったかもしれないのに、全然変わらなかったですね。逆に、兄さんに対しても「コウタさんに関わると皆おかしくなってしまう!」とか思ってたし。
「貴様のような卑劣なだけの弱者、、、!」って戒斗さんに言われちゃってね、もう、アーア言われちゃったーって思いました。
だけども、放送開始から半年以上して初めて、とうとう息子6才が「ママー、今日のガイム面白かったー。」って言ったのです。
特に、後半。工場みたいなとこにコウタが呼ばれて行った時、斬月が現れた瞬間に、もう、息子と娘が「コレ!ミッチだよ!!」「だまされないで!!!」って騒ぎ始めて、変身解除してミッチが現れたら、「ホーラ!ミッチだ!」「ウソつきー!!」って、ギャーギャー文句言ってて、ここにきて、やっと子供らも鎧武が楽しくなってきたようです。
っていうか、これと同じような子供らの騒ぎ、どっかで見たなぁと思ってて、思い出したんですけど、、、
巧を背後から殴って気絶させて、それを木場さんのせいにしたり、
奪った555ギアで555に変身して、巧のフリして木場さんを襲ったりした、、、
草加雅人に対する反応と、全く同じだとわかりました。
草加さんとミッチ、子供らは同じ反応か、、、、。
上の上ですね。
さて、ここから鎧武ネタバレしますので見たくない方はスルーを。
↑来週の予告でこんなツーショットあったのがすごい気になったんですけど、
↑もしかしたら、ミッチはシドと組む事になるのかもしれません。なんでだろ?
コウタの事が嫌いで、カイトには敵とみなされ、兄さんいなくなって。今度はシドに寄生して、禁断の果実までたどりついたらシドを裏切るとか、そういう感じなのかな。
もう、ミッチは後戻りできないところまで来てしまったんだなぁって思いました。ひょっとすると、ミッチがラスボスって事もあるんですかね?
で、
オーバロードの王様が、拾ってくれたのかな。グッジョブ。